お手入れ方法CARE
切れ味、長切れ、調子の持続性を生み出す為に最も重要となりますので
使い始めの際のお取り扱いには十分ご注意下さい。
日常のお手入れ
切れ味、長切れ、調子の持続性を生み出す為に最も重要となりますので使い始めの際のお取り扱いには十分ご注意下さい。
※必ず「ならし切り」から!
①最初から荒刈りせず、柔らかい髪で10人程「ならし切り」をして下さい。
②刃と刃が研ぎ合い、表面に「返り刃」が出ます。セーム革でよく拭き取って下さい。
セーム革での拭き方
ハサミはご使用に伴い、返り刃と呼ばれる金属カスが発生いたします。
図のように両刃とも、刃元から刃先へ。外側から内側へ。セーム革で拭き、返り刃を取り除いて下さい。
返り刃とセーム革の使い方については動画をご覧下さい。
※セーム革は、予約注文のハサミとご一緒にお届けいたします。またナルトシザーでもお買い求め頂けます。
ハサミのお手入れに関する記事
◎使用状のご注意
※ネジを緩めないでご使用下さい。押し切り(親指で動刃を押しながらハサミを開閉すること)をしますと、
ハサミのバランスが悪い状態で開閉され、刃が磨耗しやすくなるので、押し切りは出来るだけしないでご使用下さい。
※当社のハサミは、極めて錆びにくい材質ですが、水分、パーマ液などが付着した状態で放置しますと錆びる原因になりますので、
その都度よく拭き取って下さい。
※ハサミを傷つけない為に使用後は、ハサミケースやハサミスタンド等にハサミどうしが接触しないように保管して下さい。
※使用中に細かい髪の毛が、接触支点内(ネジ部分)に入りますので、上記の写真のようにハサミ用の油を支点内に少量差して下さい。
セーム革のお手入れ方法
- 【お手入れ・保管について】
- 「汚れ」「多湿」「高温」に留意して、お手入れ、保管して下さい。カビが発生してしまうと、菌の根が革の組織に絡み合ってしまうので完全な復元は不可能です。またセーム革は手垢をとても嫌います。
収納される前に乾いた布で表面を軽く拭いて乾燥させ、風通しの良い涼しい場所に保管されますと長持ちします。 - 【水に濡れてしまった場合のお手入れ方法】
- 少しの濡れなら、乾いた布またはティッシュペーパーを押し付けるように水分を拭き取ります。
ひどい濡れ方の場合は、表面の水分を拭き取ってから風通しの良い場所で日陰干しをし、徐々に水分を拭き取ります。
※濡れた革を直射日光や熱で乾かすことは絶対にしないで下さい。革の変形、変質の原因となります。
鋏のお手入れ道具
修理・調整についてREPAIR / ADJUSTMENT
快適にご使用いただくために、1年から3年に一度は、当社工場にメンテナンスを出されることをお勧めいたします。
研ぎ、修理調整の場合も、必ず当社工場へお出し下さい。他社で行いますとナルトシザーズの特性が失われ、
当社では保証できません。なお、原則は当社販売特約店を通してのご依頼になります。